竹の鞄ができるまで

かばん作り
その1

竹材からひごを作ります。

何度も割り剥ぎを繰り返して、薄く細いひごを作っていきます。

最終的には、幅4ミリ、厚さ0.35ミリのサイズに揃えます。磨きの作業は柿渋で染める場合にのみ行います。 染料を染み込ませるためです。


1.磨き
1.磨き
2.印付け
2.印付け
3.荒割り
3.荒割り
4.荒剥ぎ
4.荒剥ぎ

5.割り
5.割り
6.剥ぎ
6.剥ぎ
7.幅決め
7.幅決め
8.薄剥ぎ
8.薄剥ぎ

9.面取り
9.面取り
10.鉄びき
10.鉄びき
11.柿渋染め
11.柿渋染め

その2

鞄の形に編みます。

鞄の底部分から編んでいきます。竹の節にあたる部分が底になるように配置し、隙間無く編んでいきます。


12.平編み
12.平編み
13.立ち上げ
13.立ち上げ
14.胴編み
14.胴編み
15.フチを作る
15.フチを作る

16.フチを付ける
16.フチを付ける
17.切る
17.切る

その3

パーツを付けて仕上げます。

最後は革のパーツを付け、籐を巻きます。

革は染色をしていないヌメ革を使用。使い続けていくうちに、柿渋染めの竹の部分と一緒にアメ色に育っていきます。


18.角の革を付ける
18.角の革を付ける
19.持ち手を作る
19.持ち手を作る
20.持ち手を付ける
20.持ち手を付ける
21.内布を貼る
21.内布を貼る

22.籐材を作って竹鞄に巻く
22.籐材を作って竹鞄に巻く
完成
完成


竹林
油抜き
竹干し
かばん作り